パート6 治療薬の変更 15.治療について要望や質問を医師に伝えているか 定期的な通院をしている887人で、HIVの治療や治療薬について、医師に要望を伝えたり、質問したりしているかという問に対して、「すべて伝えている」22.7%、「おおむね伝えている」56.1%でした(図15-1)。 「半分くらいは伝えている」「ほとんど伝えられていない」「伝えていない」のいずれかの回答をした185人に、その理由をたずねたところ「理由は特にない」が最も多く35.7%、ついで「医師の前では『良い患者』を演じてしまうから」が23.8%、「医師が忙しそうにしているから」が22.7%でした(図15-2)。 調査結果 調査研究結果の概要 どんな人が回答してくれたか パート1 健康状態 現在の健康状態 パート2 通院 HIVの治療を目的として通院している医療機関 医師とのコミュニケーション パート3 HIV陽性診断直後 HIV陽性診断直後 HIV陽性診断から治療開始までの期間 パート4 身体障害者手帳取得 身体障害者手帳を取得できないことによる抗HIV治療断念 身体障害者手帳取得とサービス利用 公的機関で受けた不当な扱い パート5 治療 抗HIV治療 抗HIV治療:処方なし・STR以外 抗HIV治療薬についての理解度 服薬状況 パート6 治療薬の変更 薬剤変更経験 薬剤耐性 治療について要望や質問を医師に伝えているか 治療変更の要望 新しい治療薬の紹介 PTP包装 おわりに