パート4 身体障害者手帳取得
7.身体障害者手帳取得とサービス利用
- 免疫機能障害で身体障害者手帳を取得している人は93.2%でした(図7-1)。
- 免疫機能障害での身体障害者手帳取得者での等級は、3級が30.3%、2級が30.6%と多くなっていました(表7-1)。
- 免疫機能障害での身体障害者手帳を取得しようとしていない50人(5.4%)に、その理由をたずねたところ(以下、50人中の%)、「身体障害者手帳の申請をすると、担当窓口の人に自分のことが知られてしまうと思うから」が28.0%と最も多く、ついで「助成制度を利用しなくても医療費を十分に払えると思うから」18.0%、「自分が身体障害者であることを認めたくないから」14.0%でした(図7-2)。その他自由記載には、検査値良好で制度的に取得できないため、まだ(手続きを)何も始めていないから、という内容が最も多く記入されていました。プライバシーの問題が心配でという記載も2人ありました(表7-2)。
- 免疫機能障害の他の身体障害者手帳保持者数は23人いました(含2つの障害での手帳保持者1人)(表7-3)。
- 精神障害者保健福祉手帳を持っている人は58人(全体の6.3%)でした(表7-4)。
- 身体障害者手帳を持っている・申請中の877人での、身体障害者手帳やその他の福祉制度で利用したことがあるサービスは、自立支援医療(79.6%)以外には、JR・飛行機など旅費の割引(67.7%)、バス・地下鉄などの福祉乗車券(55.2%)が半数以上となっていました(図7-3)。